手術の後のリハビリ体験談

胸からお腹にかけて開く少し大きな手術をした後、人生初めてのリハビリを経験しました。

はじめはベッドの上で上半身を起こすリハビリです。長引いていた麻酔の後遺症?(めまいや吐き気、食欲不振)から回復し、食事をしたり飲み物を飲むためにも上半身を起こすことは必要でした。

その次のリハビリが、ベッドに腰掛けることです。サイドのパイプをつかまりながら、ベッドの上で体の向きを回転させ、足を下に下します。

なんてことないこの行動ですが、傷口が少し痛むことや、点滴を始めさまざまなチューブがつながれた状態のため、少し苦労しました。しかしこの体勢ができたことで、ベッドに張り付いていた状態から抜け出し、自分が元気を取り戻しつつある気がしました。

体はもちろん、心や頭のリハビリも大切だと感じました。次のリハビリは、病室内を歩くことです。廊下に出ることは、人との衝突などの危険があるためか、まずは看護師さんに付いてもらいつつ、病室内を歩きます。

個室だったため、病室内にお手洗いもあり、一人で行けるようになると、いくつかチューブを外してもらえ、身軽になりました。

そして廊下を歩き、病院の敷地内を歩き、とリハビリは続きました。長期にわたる入院治療ではなかったため、ひたすらリハビリのために歩いていました。

同じように敷地内を歩いている人を見かけましたが、そのうちの何人かは、そういった治療をしている方、回復のためのリハビリではなく、体力低下を避けるための運動のようでした。

体のリハビリが進んでくると、とっさに大きな動きをしてしまう不安が出てきます。テーブルから物が落ちそうになったり、目の前を虫が飛んで横切ったり、飛び出してきた人とぶつかりそうになったいり・・・。

そういうとっさのときに傷口が開いたり、痛みが走るような動きをしてしまいそうで、それには十分に気を付けていました。